ストレッチ円(SSTC)

_ _

【機能】

円と半径・直径寸法線の形状を変更する

【コマンド概要】

コマンドの内部処理でアクティブリストを使用しているため、コマンドの実行前に登録したアクティブリストはクリアされます。

対象アイテムは、円,線分,文字です。

【オペレーション例】

1. 変更後の半径を数値入力して、ストレッチします。
基準アイテム{半径数値,参照円 ID,寸法線 ID}* 10 C/R

基準アイテムを指示します。
ここでは、半径10mmを数値入力しています。

編集する円[半径]ID# <1> <2> 20 C/R

編集する円を指示します。
<1>と<2>で指示した円は、直径20mmに変更されます。
ここでは、円を指示した後で、次に変更する半径20mmの数値を入力します。

編集する円[半径]ID# <3>

編集する円を指示します。
<3>で指示した円の直径30mmが直径40mmに変更されました。

2.
円を指示して、ストレッチします。
同じ半径の円を複数変更するときは、その内の円の1つを指示して、ストレッチ領域を指定します。
指示した円と同じ半径の円がすべて変更対象となります。

基準アイテム{半径数値,参照円 ID,寸法線 ID}* <1>

基準アイテムを指示します。
ここでは、円を指示しています。

ストレッチ領域 D D(D)# <2> <3> C/C

変更対象アイテムを多角形で囲みます。

ストレッチ領域 D D(D)# C/C

C/Cのみを入力すると、領域が確定されます。
<2>と<3>で指示した領域内の直径40mmの円すべてが、対象となります。

半径{数値,参照円 ID}* 30  C/R

変更後の半径を指示します。
ここでは、半径30mmを数値入力しています。
直径40mmの円は、すべて直径60mmに変更されます。

半径{数値,参照円 ID}* <4>

変更後の半径を指示します。
ここでは、参照する円を指示しています。
’これと同じ半径にしたい!’という円がある場合は、その円を参照して、同じ半径に変更できます。
直径40mmから直径60mmに変更された円は、<4>で指示した円の直径と同じ30mmに変更されます。

3.
寸法線を指示して、ストレッチします。
円が小さすぎて指示できないときは、寸法線を指示して、ストレッチ領域を指定します。
指示した寸法線と同じ半径の円がすべて変更対象となります。

基準アイテム{半径数値,参照円 ID,寸法線 ID}* <1>

基準アイテムを指示します。
ここでは、寸法線を指示しています。

ストレッチ領域 D D(D)# <2> <3> C/C

変更対象アイテムを多角形で囲みます。

ストレッチ領域 D D(D)# C/C

C/Cのみを入力すると、領域が確定されます。
<2>と<3>で指示した領域内の直径40mmの円すべてが、対象となります。

半径{数値,参照円 ID}* 30 C/R

変更後の半径を指示します。
ここでは、半径30mmを数値入力しています。
直径40mmの円は、すべて直径60mmに変更されます。

半径{数値,参照円 ID}* <4>

変更後の半径を指示します。
ここでは、参照する円を指示しています。
’これと同じ半径にしたい!’という円がある場合は、その円を参照して、同じ半径に変更できます。
直径40mmから直径60mmに変更された円は、<4>で指示した円の直径と同じ30mmに変更されます。